□■TERRANIGMA>>Chapter2>>Page3■□


>>Page2

 サンクチュアリには鳥達が戻ってきていた。大型の鳥、可愛らしい鳥。色とりどりの鳥…早口言葉か。
 切り立った崖を登っていく。鳥達に色々と話を訊いていくと(植物とも話せるんだから鳥と話せてもおかしくないだろうと開き直る)、鳥達の長であるキングバードの巣があるらしい。彼にも話を訊こう。



「君が我々を地表に戻してくれたのか。礼を言おう」
 キングバードは他の鳥よりもかなり巨大な鳥だった。先程のグレートクリフ鳥コンビ程度のでかさだろうか。
「しかし、困った事がある」
 まだ何か問題でも?
「もう春だ。本来ならばそろそろ風の谷から春の風が吹いてもおかしくないのだが、今年はそれが吹かないのだ」
 …ごめん、俺鳥の世界の事判らないから、もっと噛み砕いて説明してくんない?
「渡り鳥達は春の風を感じ、他の大陸へと移り住む。その風が吹かなければ彼らは移動できない。だから困るのだ」
 判ったような判らないような。
「風の谷には渡り鳥が連れて行ってくれるだろう。どうか様子を見てきてくれないだろうか」

 他にやる事もなさそうだし、いいよ。
 キングバードの近くに溜まっていた渡り鳥達に話し掛ける。その中の1羽が俺の輸送をしてくれる事になった。



 …ちょっと待て。俺は渡り鳥に掴まれて飛ぶのか!?てゆーか俺とお前らの縮尺は一体どう言うことになってるんだ!
 うわ、貴様、そんなにウェービングするんじゃない!落ちたらどーすんだ!汗掻いて苦労してるみたいだけど、だったらこんな飛び方するなっつーの!背中に乗せろ背中に!

 かなり(お互い)大変な目に遭いつつ、風の谷に到着。



 風の谷は…奥の方にクレバスがある洞窟。…ギアガの大穴?ゲームメイカーは一緒だが。
 そんなボケは置いておいて。ここに落ちたらどこかに出るのかな…身投げ。しかしすぐに地上に戻される。ダメージはないけど…不思議なクレバスだな。その辺に落ちている岩を投げ込んでみよう。
 と、不意に声が聞こえてくる。
「……何者だ……?」
 クレバスの中から…?
「そうか…冬は終わり春が来たのか…目覚めの時か…」
 そして、クレバスからは、柔らかな風が吹き始めた。



 サンクチュアリに戻り、キングバードに話を訊くと、渡り鳥達は正常化したらしい。あれが春の風だったのか。礼として「風のメダル」をくれる。例によって使い方が判らんのだが。

「どこかに行きたいのなら、渡り鳥達が連れていってくれるだろう」
 キングバードはそう言う。そこに溜まっている渡り鳥達に話を聞くと、行けるのは先程の「風の谷」、気候がいい「神代島」、動物達の楽園「サファリアム」。
 …どうも「サファリアム」が俺を呼んでいる気がするのだが(「楽園」とついていた地名って結局俺が復興させて初めて「楽園」になるんだよな…)、寄り道。「神代島」の方に連れて行って貰う。



 アメリカ大陸から飛び出して、太平洋を眺めて……って、日本列島に着いたんだけど。そうか、だから「神代島」か。
 しかし現時点では何も見当たらないようだ。やる事がないのでサンクチュアリまで戻る。しかし秋田付近が渡り鳥ポイントか。

 サンクチュアリに戻り、別の渡り鳥にサファリアムまで送って貰う。…逆方向か。大西洋を渡って…アフリカ大陸。サバンナを眺めつつ、サファリアム到着。



 サファリアムに到着したが、動物の姿は見えない。
「これは…どうした事でがしょ!?」
 俺を送ってきた渡り鳥がおたおたしている。
「皆何処へ行ってしまったんでがしょ?ここは動物達が集うのんびりとした場所だったのに…何処に消えちまったんでがしょ?」
 それはね、多分………ああそうですよ俺が復興させなきゃいけないって事だよ動物も!

 サファリアム内には動物の姿はない。何故かセーブポイントや物売り魂は存在するのだが。体制を整えて、外へ。おたついてる渡り鳥は…暫く放っておけ。



 サバンナの南の方に、入れるポイントがありそうだ。入ってみると…ポップアップは「ズウ」。ノリのいい音楽と、動物型のモンスターがお出迎え。
 さて、ここではどうすればいいんですかね…。
 

□■TERRANIGMA>>Chapter2■□