全巻あらすじ。



□■第1巻■□
第1話
事件の発端
――秘法を追って
召還術最秘奥宝物庫から「知識の守護神」が盗まれた。副学長ロビンは不安を持ちつつ教え子カッシェ・アルバデルを捜索に送り出す。
第2話
聖都(サザン)郊外
――赤い満月の一夜
盗賊を捕らえたカッシェだったが、彼らを追って盗賊の依頼主がラミアを送り込んだ。盗賊に倒されたラミアを救うべく、ラミアの意識に入ったカッシェはその依頼主の姿を垣間見る。そしてラミアはナスターシャと名乗り、カッシェの支配下に置かれる。
第3話
忍び寄る死肉
――魔の触手
盗賊は依頼金を取り戻すためにカッシェ達が泊まる宿に忍び込むが、あえなく罠にはまり捕まる。しかし彼を殺すために依頼主は屍ゴーレムを差し向けていた。屍ゴーレムにより深手を負う盗賊が「暗兵」であると知ったカッシェは彼を雇うと宣言する。
第4話
Go West!
少女の決意と少年の勤労意欲
屍ゴーレムはカッシェ召還の「太陽を睨む天使」により撃退される。屍達の末期の叫びを訊き決意を新たにするカッシェ。その頃ロビンの元には、旧知のリザードマンであるシン・メーンが訪ねてきていた。
第5話
その者、碧き鱗をまといて、
湯煙の里に降り立つべし
盗賊は「コルボ」と名乗り、カッシェ達に合流。彼女は「知識の守護神」は古代王国の遺産「真宰辞書」のカギであると説明。真宰辞書さえ用いたら全ての存在を支配する事が出来る。屍の思念と不穏な噂を総合するに、ウォーレスの領主が怪しいと睨む。一方、カッシェから連絡を貰ったロビンは彼女を心配する。カッシェは召還獣の痛みを体感する特異体質であるのだと。

□■第2巻■□
第6話
カッシェとゆかいな仲間たち
カッシェ一行が浸かっていた温泉に、何故かシンが急襲。妙なバトルが発生するが、カッシェの「ポケット一族」召還によりシンは撤収。その夜カッシェは夢の中で何者かと邂逅する。
第7話
翳纏う宗主
夢の中に現れた拘束された女性はヴェバールと名乗り「我を解放せよ」と咆哮する。その頃ウォーレスには領主デュランの元に、知識の守護神を携えた依頼主が帰還する。彼は「蝕」と名乗る召還術師であり、デュランに真宰辞書を用いて世界を取るよう進言する。
第8話
敵地潜入
ウォーレスに到着したカッシェ一行。深夜、カッシェとコルボは領主宅に潜入し知識の守護神を奪還するが、当の領主に遭遇。「彼」が領主の影武者であると悟る。領主から逃れたカッシェ達だったが、彼らの前に立ち塞がったのは何と高位の墮天使であった。
第9話
闇深淵より出づるものども
墮天使になすすべもないカッシェ達。何とか逃れようとした時、シンが助太刀にやってきて墮天使を足止めにかかる。「蝕」は「はいずるもの」を召還、カッシェ達を追う。カッシェはグリフォンを召還して逃げようとするが、グリフォンは「はいずるもの」によって撃墜され…。
第10話
守護者たち
「はいずるもの」によって食い殺されるグリフォン。その痛みを体感してカッシェは気絶する。彼女を担いで逃げるコルボにナスターシャが合流。しかしそこにデュランが現れる。コルボはナスにカッシェを託し、デュランと対峙する。
第11話
IDENTITIES
戦いの中、コルボはデュランが別派の暗兵であると知る。墮天使を足止めしていたシンは高笑いを残して撤退。カッシェは意識の中でグリフォンと邂逅、グリフォンは彼女に感謝の言葉を述べて消えていき、カッシェは意識を取り戻す。「はいずるもの」を倒すために彼女が召還するのは…。

□■第3巻■□
第12話
市街獣撃戦
カッシェが召還したのは石化能力を持つ「バジリスク」。コルボはデュラン戦の合間を縫って「はいずるもの」に一撃を加え動きを止める。ナスの「魅了」も相まって遂に「はいずるもの」を石化させるのに成功、撃破する。
第13話
残月
「はいずるもの」戦を制したものの、墮天使アンヘルが彼らの前に舞い戻る。アンヘルはカッシェに手傷を負わせ捕らえるが、カッシェは知識の守護神をコルボに投げ渡す。蝕とデュランも合流し、埒があかない所に何故かアクアマリン・タワーが乱入。その「蒼い魔力」を使い、カッシェは「テレポート」の呪文を発動。コルボとナスを脱出させる。
第14話
闇の誘い
カッシェを拉致し、デュラン一行はウォーレスからいずこかへ去る。コルボとナスは作戦を練るが、ナスの支配に蝕が「割り込み」をかけコルボに取り引きを持ちかける。「3日後の新月の晩、最果ての島へ知識の守護神と共に来い」と。
第15話
怨讐鬼
カッシェはデュランが暗兵「ネルガル」の生き残りであると知る。ネルガルは教皇庁によって滅ぼされたのだった。しかし彼は言う。「圧倒的な力で敵を蹂躙してみたくなった」と。一方、コルボとナスは「最果ての島」へ到着する。
第16話
螺旋島へ
カッシェもデュラン一行に連れられて真宰辞書の元へと向かう。コルボとナスは蝕に用意されたピポグリフにより「螺旋島」へ誘われるが、大紅蟻の大群が彼らを襲う。コルボとナスは分かれて潜入する事になるが…。

□■第4巻■□
第17話
知識の門
大紅蟻は螺旋島から「1年に1度の狩り」に出ていた。コルボはアンヘルに捕らわれ、知識の守護神を奪われる。知識の守護神を真宰辞書の門「知識の門」にセットする事により、大紅蟻は行動を停止する。しかし蝕の命令によりアンヘルはコルボを斬る。目の前で行われた出来事にカッシェはなす術もなく慟哭する。
第18話
真宰辞書
デュラン一行はカッシェを連れ知識の門内へ。ナスは何故かシンに助けられて門前に辿り着き、倒れたコルボを発見する。が、彼が斬られたのは計略であり、彼は生きていた。一方、デュラン一行は真宰辞書に遭遇し、その実体を知る。魔法生物化した大紅蟻の女王こそが真宰辞書であると。
第19話
知識の玉座
真宰辞書の間にコルボが乱入、カッシェを奪還する。そしてナスに命じて知識の門を閉じさせ、復活した大紅蟻は部屋にいる全てのものに襲い掛かる。その隙に乗じてカッシェ達は逃亡。襲いくる大紅蟻にアンヘルや蝕が重傷を負わされつつも、遂にデュランは真宰辞書と結合。大紅蟻を止める。
第20話
追撃
蝕はアンヘルにカッシェ一行の追撃を命じる。しかし彼女のみは殺すなとも。一方、カッシェ達はナスと合流。追って来るであろうアンヘルに勝つために一計を案じる。そして追いついたアンヘルに対してカッシェが召還したのは…「キキーモラ」。
第21話
黒翼のANGEL
「キキーモラ」の浄化能力によってアンヘルの特殊能力は一掃。更にコルボに変装したナスの魔法が命中し、アンヘルは深手を負う。それでも墮天使は強大であり、コルボは生命の危機に立たされる。それを見ても恐怖で立ち上がれないカッシェ。

□■第5巻■□
第22話
墮天使滅ぶ
カッシェは恐怖と戦い、アンヘルを刺す。そしてコルボの一撃によりアンヘルは葬られる。コルボに何事か残して。蝕はアンヘルを失いこの上ない痛みを感じ、カッシェを求める気持ちから決別する。そして何故かカッシェ一行に合流するシンだった。
第23話
決断
今回シンが足止めしていたのは、何と島守である上位竜だった。逃げ惑うしかないカッシェ達だったが、真の名さえ判れば上位竜の支配も可能。そしてカッシェは夢で遭遇した「ヴェバール」こそがこの竜だと悟る。古代王国の封印を解除できるのか。カッシェは思い悩むが、「仲間達」に全てを託してヴェバールの精神世界への侵入を決断する。
第24話
封竜の方陣
シンは大紅蟻の大群を前に、自分の部下を援軍として召還。コルボは実はアンヘルと融合しており、その剣を振るう。ヴェバールの精神世界に侵入したカッシェは、この精神世界が真宰辞書と繋がっていると知る。そしてそこに待ち構えていたのはデュランの姿を取った辞書の「自己防衛機能」であった。
第25話
怯える触手
地上では大紅蟻との戦闘が続く。精神世界では、辞書の防衛機能に捕らわれ、消滅の危機に瀕するカッシェ。しかし彼女は僅かながら辞書の怯えの感情を感じ取る。辞書がカッシェを恐れる原因とは何か。
第26話
闇を呼ぶ
精神世界では物質を持たない精神体ならば召還できる。カッシェは魔を召還する事により魂を喰われる危険に恐怖するが、地上で戦うコルボ達に思いを馳せる。意を決して召還するが、魔精霊は強力であり彼女は取り込まれてしまう。彼女が召還したのは「呪いの魔精霊」であった。

□■第6巻■□
第27話
顎の中
真宰辞書がデュランに解放されるまで残り10分。カースエレメンタルは取り込んだカッシェの記憶を喰らおうとする。
第28話
それに名を
カッシェはカースエレメンタルを力ずくで従える。デュランへの攻撃開始。残り7分。
第29話
武器は貪蝕
カッシェのカースエレメンタルに対抗し、デュランはその天敵であるホーリーエレメンタルを召喚。彼は命じる。「奴らを滅ぼせ!いや…5分間足止めすればよい!」と。
第30話
解放
カッシェ達はホーリーエレメンタルを撃破。ヴェバールまで後一歩と言う所まで到達する。しかしデュラン自身が攻撃、彼らを足止めする。「あと1分!俺の勝ちだ!」「あと一歩…私はここまでかあっ!」咆哮するカッシェに対し、カースエレメンタルはある行動に出る。
第31話
閃光
ヴェバールの意思は解放され、カッシェは精神世界から帰還する。そして自由の身となった上位竜は自分の意思で螺旋島を攻撃する。攻撃を受け崩壊の危機に直面した真宰辞書は、情報の保全を最優先する。
第32話
螺旋島崩壊
真宰辞書によって全ての知識を与えられたデュランは「すべてを手に入れ」、いまわの際に勝ち誇り、果てた。そして残された蝕は「悪あがき」と称してカッシェを狙撃。彼女を庇ったナスが瘴気に貫かれる。
最終話
帰還
ヴェバールの背に乗ってカッシェ達は螺旋島から飛び去る。「ゲームの駒じゃあるまいし!!」死にゆくナスを抱き締めてカッシェは泣き叫び、後悔の念に苛まれていた。そして彼らは…。

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