月刊Gファンタジー05年12月号感想


PEACH-PIT「ZOMBIE-LOAN」

一ヶ月ぶり。
久々にまともな巻頭カラーを見たような気がする。

ゾンビ狩りをしているのはZローンでなければ
Aローンでもない。
どうやら再登場した「エセ死神」芝か?
Aローン側に状況が有利になったから、
このままAローンに勝たせるつもりなんだろうか。

…でも「1千万円用意しなきゃ潰れます」だよな。
これ、Aローン側も1千万円集めなきゃ、
Zローンに金額で勝ってても潰れるって事か?
つまり、このままだったら、共倒れ?
うわー厭らしい展開だなそれ。薄荷さんってば。

で、みちるが見つけた狩場は、彼らが通う学園。
以前ゾンビシスター騒動が巻き起こった学園ではあるけど、
他にもヤバイネタでもあったんでしょうかね。
まあ、学園長自体があんな人物だし、
寮も凄い場所にあったりするからな…。
何が起こっても驚かない学園ではある。

氷川へきる「ぱにぽに」

12月のAT-X無料放送日で、
ようやく「ぱにぽにだっしゅ!」が見れそうです。

アニメやってる時期なのに、
掲載話数が1本のみってのは、作者さんお疲れ気味?
今ダッシュ掛けないで何時掛けるんだって気分だが。
落とさないだけマシなんだろうかね。

最近は本編よりアフレコレポートに心ときめかせています。
毎回、麦人さんネタ好きだ。

枢やな「Rust Blaster」

えーと、一応二次創作もやってる人間としては、
たまーにポエ夢挿入とかしちゃうのも宿命なのですが、
そんなポエ夢の殆どって、多分、
読者の目からは思いっきり滑ってるんだろうなあと。

この漫画を読んでいると、そんな事を自戒してしまいます。

基本的に強大な魔力を持つ種族の中で、
魔力を持たない奴にしか振るえない強力な武器。
成程、コンセプトはエルナ1か!

てか、聖槍が最初に出来た時には
吸血鬼の力を借りずに人間でどうにか扱ったんだろうか?
その戦いの当時には、聖槍の器としての人間は存在したのか?

で、何故終夜が器になってるんだ?
まさか二千年(だったか)も前の人間なんだろうかね。
それとも器の人間は継承していくのだろうか。

そこら辺の設定が甘くない事を祈りますよ。

naked ape「switch」

とりあえずこの話は終わったらしい。
でも龍玄の焼印入れられた奴が関わってて、
そいつは逃亡に成功したからどうなる事やら。

しかし、2課ってマジで
「厨ちゃんが考えた最強キャラ☆」みたいな連中しかいねーよな。
正に厨房BL漫画だと思うよこれ。
一応チームプレイが重要であるべきな捜査チームにおいて
一人一人がここまで最強であるべき理由はないと思うんだが…。

堤抄子「聖戦記 エルナサーガ2」

→「エルナサーガ2」特設ページに感想は書いてあります。

渡辺浩弐/遠野ヤマ「プラトニックチェーン」

唐突に3人娘が成長し、指輪物語完結編スタート。

…謎の宗教団体もどき編との合間に挟んだのが、
ヴァンパイア伝説前後編と日常まとめ短編のみ。
こんなにすぐに完結編やるんだったら、
この3ヶ月のインターバルは必要だったのか?
打ち切り宣告入りましたか?

カヤノはキャリアウーマンになり、
リカは…おいおい何人の子持ちだこりゃ?
ナルミはMITの研究室で相変わらずマッドな事をやっている。
皆、20代後半程度にはなってるのかな。
高校生編から10年程度経ったと考えるべきか。

綺麗な美少女は「レイカ」と言う名前で、
カルト教団めいた連中によってどこかに閉じ込められている。
おそらく、偶像崇拝の対象として。

そんな彼女が生み出したのが口裂けで、
閉じ込められている彼女の代わりに世界に出て
色々な行動に出る事が出来た。
でも、レイカが口裂けを完全に制御できている訳ではない。
どうも衝動のままに動いてるっぽい。

そんな彼女を閉じ込められた場所から助け出せば、
もしかしたら口裂けも消えるかもしれない。
カルト教団も消滅するかもしれない。

そんな訳で10年振り(多分)に
都市伝説バスターズ出動。
でもいきなり滑ったっぽいですよ。大丈夫かナルミ抜きで。

4巻は12月発売。
もうアンソロは出ないんですかね。
そして表紙は一体誰になるのか?
5巻までは最低でも出るはずなんだよな…。

竜騎士07/鈴木次郎「ひぐらしのなく頃に 祟殺し編」

原作ゲームにも興味なければ
スクエニ連載版にも興味ない人間ですが、
コンプエースで連載中の奴は作者買いする気満々です。
いいよねきとえん女史、と全く関係ない話題。

祟殺しですが、吐くのは次号みたいですね。

んー、沙都子にこの状況から逃れる気がないんだったら、
外野は黙ってていいんじゃないかなーと思わないでもないよ。
主人公連中が勝手に空回りしてるだけと言う気がした。
虐待受けてる本人にやる気がなければどうしようもないし。

水無月すう「私の救世主さま〜lacrima〜」

拳を交わした後で生まれる男の友情。
いい展開だ。

が、夏枝さん………。

逝ったそのコマでの真弥と涼平の表情、
更にはその次のページのふたりの大ゴマの表情が
とてもいいと思った。

突き詰めて考えたら、別に真弥が電話取り上げたから
間に合わなかった訳ではない。
皆が分断される理由は、正に涼平が和臣を殺したからだ。
だから、この一件は涼平が招いてしまったとも言える。
これで真弥恨まれたらたまらんなあと思うけど…。

…この一件が、涼平=支配者の離反フラグだとすれば、
話が大きく動き出すんだよな…。
サブタイトル通り「分かれた世界」になる。

真柴真「夢喰見聞」

中盤の蛭狐による女への首吊り執行がじわじわキた。

そして、偶然なのか故意なのか、
子供達の縄遊びの真相が判る見開きページに
ぱにぽにカレンダーが丁度挟まれてるんだよな…。
つまり、真相ページが、
カレンダーで覆われてて隠されてるって塩梅になってる。
編集が意図してやってるなら上手いなーと思った。

ラストはいつも通り無理矢理だと思うので
どうでもいいです。
この漫画の依頼人はすぐに生きる事を諦めおって。

福盛田藍子「ティルナフロウ」

GF買った時に読んだらそんなに面白くなかったのですが
(「中華丼!」では当時も爆笑。この食い物流行ってるのか?)
今読み返したら普通に面白かった。何故だ。

チコが某クリーム並に腹減りモード突入。
イムノラムすら真似してたら撃沈する位だから凄まじい。
イノっちってでかい海栗完食出来たもんな…
今のチコはそれ以上って事だろ?

保健室にいたのは学園長モーガン。
クレイと共にこの学園を作ったパートナー。
…クレイの血筋は「直系の末裔」が出てくる程度なんだが、
一体何百年経ってるんだろう。学園出来てから。
そしてモーガンの寿命は一体どうなってるんだ。
何より、何故チコに顔が似てるんだ?

色々と謎が振りまかれつつ、次号に続く。
ラストに出てきたのはフェネック君かな。

きたうみつな「ToHeart2〜colorful note〜」

今度は幼馴染ですか。
幼馴染とは言え、両親が普通に泊まらせてくれるんだよな。
本当に人畜無害と思われてるんだなあ。

パソコン版18禁バージョンでは、
多分この同衾で喰うんだろうなーと下世話な事を思ってしまった。

高田慎一郎「ククルカン」

美形参謀投入。
シリアス展開に拍車が掛かるか?と思ったら…。

お前ら、マジで覗きに命賭けてるんだな!

「名付けてアロンダイト作戦!」
「二度とこんな事ができぬように息の根を止めてやる」
…この見開きに爆笑した。

覗きを確実に実行するための作戦、
それを阻止する女子寮側………
これもまた、軍事演習の一種のようなもんなんだろうか。
だから上からも黙認されて………て大佐も参加してるもんな!
駄目駄目じゃんこの軍隊!

柴田亜美「カミヨミ」

順調に謎解き中。

三木だけは巻き込まれただけだったんだな。
寅吉君と似たようなもんか。

謎解きは順調ですが、
ここで菊理が出てくるとは意外だった。
そうか、あの腕を繋いだ事が、そんな影響を。

ついでに随分軽く見られたもんだが、
天馬って日明大佐よりも強いんだよな。
人間として規格外の強さのはず。
只、血を見るのが嫌だから、普段は力をセーブしているだけで。

これで思う存分天狗をぶちのめす気分になって、
更にはこの「腕」の力もプラスされたら、敵なしなんじゃないか?

それはそうと和尚の正体もまだ確定してませんね。
前回話題になったマッドサイエンティストでFAなんだろうか。

鎌谷悠希「隠の王」

うわ、小学生忍って事自体が厨房設定なのに、
暗黒微笑のオプションまでついちゃったよ!痛え!

雷鳴たんは萌えキャラなのですが、
これから暫く主役になるみたいです。
そして、描写の数が増えると何と言うか、
ネグセ先生並に痛々しい展開になりそうで、
俺様にとってはスルー検定大開催のシリーズになるのかなあ。
はあ、キャラ萌えで乗り切れるかなあ。

ストーリーに関して。
前回あんなオチかましたくせに、
「隠と表の均衡を崩す重大な違反行為」を裁く奴が登場。

だから、前回の野分の処遇がまるで判らん…。
あれこそ、思いっきり崩しまくっとると思うんだが…。
と言うか、厳密に言うなら、暗殺とか請け負ったらまずいんじゃあ…?

ま、隠の世の人間の自粛行為なんだろうけどさ。
自分勝手にラインを引いて、自分の都合でそのラインは動きまくる。

だから、格好いいとも何とも思いません。

結賀さとる「E'S」

うわ、一気に話が動いた。
と言うか、何このややこしい家系図(想像図)。

曳士の父親・鷺宮。
上司の娘との間に出来たのが、曳士。

能力者でアシュラムの職員をやっていた、
ケイ=アオイと鷺宮の間に生まれたのが、光流。
更に、ケイとクドウ(詳細不明の男性)の間に生まれたのが、戒。

曳士と戒辺りは異母兄弟か何かなんじゃないかなーとは思っていたが、
お前ら3人まとめて異母異父兄弟かよ!
とりあえずこれで、光流が言う「曳士おにいちゃん」
「戒おにいちゃん」に矛盾がなくなりましたな。

そして光流の力が発動。
「初めに、光あれ」…神が天地創造をする時の言葉か。
すると、人々の一部が、灰になる。
「魂の選別」が始まった、らしい。

鷺宮が何をやろうとしていたのか。
それもまだ判然としない。
曳士の狙いもまだ判らないし、それが父と一致してるのかも謎だ。

岩佐あきらこ「阿佐ヶ谷Zippy」

この人が元々柴田亜美同人出身って事は判ってるし
そもそも実力がある作家だという事も判っているのですが、
たまーに「ああ、あからさまに柴田亜美だなあ…」
みたいなギャグが飛ぶよな。
今回、それが露骨だったように思えた。

霊安室に大量に亡霊がいるんですが…
嫌な病院だなおい。大丈夫か経営。

何気にシャックスがあっさり離脱したみたいですね。
美味しいキャラだったのに。

…何気に、ハイジの母と妹が危険に晒されたな!
トオル、あんた見境無しや!流石はハンター!

小ネタはそんな感じか。
ハイジは「美紗緒さん」が白祭の鍵だった。
美紗緒さんは「持ち去られる」ようなもの。
では今はどのような「存在」なんだ?
人間の姿ではない?
そもそも、自分の意思はあるのだろうか?

そして「立川真言流の復活」とは、そこまで大事か?
だってあれ、伝承通りなら単なるセックス宗教だろ?
トオルが真顔で翻意するような事なのか?
どうまとめてくるのか、楽しみです。

望月淳「Crimson-Shell」

えー、正に「設定が上書きされていく漫画!」だったようです。
予想するのがアホらしい漫画とも言う。

これ、思うんだけどさ。
こんな風にぐだぐだ裏切り劇を展開する前に、
数話使って真っ当な黒薔薇退治物描いて
キャラ紹介に費やしておくべきだったんじゃないのか?
クリムゾン・シェルの面々とクローディアが一緒に戦ってさ。

そのラストに立ちはだかるのは、
やはり黒薔薇に冒された元隊員であるといい。
「自我をなくすほどに侵食されていたら、助ける術はもうない」
…それを主人公面々(と読者)に教え込むためにも。
2〜3話あれば充分だと思うし、それもまた掴みだと思うんだけど。

逆に言うと、それを真っ当にやって、
単行本2冊まで費やしたのが「カミヨミ」なんだよな。
あの話は1話冒頭で菊理が死んでるという衝撃的シーンで掴んでおいて、
一気に1年近くプロローグで突っ走った。
この手法が当たったかどうかの判断は、
現在の天狗編が完結した時の勢いに拠るけどね。

ストーリーは前述の通り分析するのが馬鹿らしいのでやりません。
…編集さん、読んでるなら言っておきますが、
このサイトでこの扱いは、隠以下って事ですよ!
隠は色々ぼやきつつも、
ストーリーには批判的ながらも触れてるんですからね!

分析はしませんが………隠しカメラっておい。
読み返してきたが、年代は特定してないけど
「イギリス南西部」って書いてあるんだよな。
実在の地名を使って、動画をリアルタイム配信できる隠しカメラを設置できる科学力…
…おーい、シナリオ引っ繰り返してばかりじゃなくて、
まともな考証は出来るのかこの作家ー?

住吉文子「たまごのきみ。」

どうやら「ちょっといい話」に路線変更気味?

最初は打算で動いていた恭哉ですが、
猫を助けた時はもうそんなもんなかったんじゃないかな。
だから素直に頭を下げる事が出来たんじゃないかな。
そう思います。

鏡は元に戻ったけど、卵はまだひびが入ったままなんだよな。
でもあの卵って、多分アイミが
「自分の殻を割ろうとしている」示唆だと思うので、
このまま戻る事はないと思う。

ラスト柱の「徳永は何故首にならないんだろう?」に同意だ。

MAKOTO2号「テイルズ オブ デスティニー2」

パーティ全員が心の整理をつけて合流。
そしてエルレインも殺る気満々で「神の卵」発動…

…明らかにラスボス前のまとめ入ってるから、
感想書けないよ。

天乃咲耶「現神姫」

蝶葉と兄貴のブリザード吹き荒れるやり取りが最高。
あのきょにうは天然物ではないのだろうか。

比丘尼のバックショットが晒された訳ですが、
どう見ても老婆のそれではありません。むしろ、子供です。
…前々から思ってましたが、比丘尼=壱の線が出てきた?
だから顔を隠している?
じゃあ、何故眼を提供したんだろう。しかも、片目のみ。

千姫の夢に出てきた、暁生丸の姿。
そして彼に口付ける姫らしき女の子。
「あなたは私に生かされているのだから」
…つまりはこの女の子が、蝶葉が示唆した「暁生丸が生きる理由?」
で、兄貴に口付けられた瞬間の夢だったから…
まさか、兄貴の前世はこの女の子だったりするのか?
うわー何かこわー。

司狼は体を乗っ取られるまでに殆ど猶予なさそうですね。
正に、待ったなしと言う感じだ。

藤川祐華「ラジアータ ストーリーズ The Epic of JACK」

ジャックはテアトル合格。しかしガンツは不合格。
ここで完全に初期メンバー解散か。

ジャックは「誰かを守るための剣」を振るって初めて強くなるのかな。
リドリーの存在はすっかり「コレ」扱いにされてしまったし、
暫くテアトルでも大変そうだなー。

水谷ゆたか「うたた日和」

…え?
ウェディングケーキって、殆どがハリボテなの?
と、兄貴みたいに今初めて気付いたよ!

地味なネタが続きましたが、短期連載版は最終回。
しかし「結構早く再開される」らしいので、
人気は割とあったんでしょうか。
ぱにぽにとの差別化を図るためには、
容易には1P漫画には走らない方がいいと思います。



目次で「聖戦エルナサーガ2」とかかますなや編集。

パパラッチョはネタ切れしたのか、漫画家じゃありません。
「GF1のアキバ系」は、まあ予想通り壮太君。
つーか作者も言ってるが、これで取れなかったら漫画の運命が…。
2位以下が非常に訳が判らない展開になっているので、
多分圧倒的に壮太君が上位だったものと思われます。
つまり、2位以下は票が割れまくった。

ベストシーン1位はぱにぽに。2位はクリムゾン。
どちらも真面目に読んでいないので、どんなシーンだったか覚えていません。

で、アキバで何かあるんでしょうかね。
アニメ化する程威力がある漫画とは思えないが。

1月号予告。
表紙:…ぱにぽに?
巻頭カラー:ひぐらし
センターカラー:カミヨミ、プラチェ
付録:あにぽにドラマCD&ポスター

ぱにぽにを推しておけばいいと思っているのか、
雑誌自体の宣伝が段々おざなりになってきたと思う。
何が表紙なのか、センターカラーなのか。
もうちょっときっちりまとめてくれよ。


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