月刊Gファンタジー最新感想。

2004年8月号

柴田亜美「カミヨミ」

赤間関へ召還される菊理と草薙の剣。
どうやら赤間関には確かにもう一本の剣があるようだ。
偽物ではなく、どちらも「本物」と言う事か?

そして事実色々。
天馬一行に襲い掛かった男は平家の亡霊が憑いていた。
平家ゆかりの剣を触媒にして、ヨミ師のツゲが憑かせた。
この男の事を使用人江崎は「一月程前にやってきた余所者」だと言う。

…素性は良く知らないけど、どうしてこの男が化け物化したのか、
その事実に関しては何も言ってないな。
江崎は何処までこの事件に絡んでるんだろうな。

行方不明の奥様は、武者人形ごと何処ぞへ消えた。
洞窟みたいな所かなこりゃ。

零部隊も出動。
彼らの目的も良く判らんなあ。
やはり神剣なんだろうけど…。

何か物足りないなーと思ってページ数えてみたら
20Pですか。少ないな。
単行本作業があるから減ページなんでしょうか。
他の作家の言う「減ページ」よりかは描きまくってますがね。

天乃咲耶「現神姫」

前号のあの展開なのに、何故番外編。
空気読んでない番外編配置するよなGFって。

イズナが可愛いなと思いました。
胴長で腹出てる辺りが実物と似てるしな。

イキのいいデザートって何だったんだろう。
兄ちゃんに残していったモノも似たようなもんなんだろうな…
「ほら早くお逃げ」て…ネズミか何かなんだろうか。

福盛田藍子「ティルナフロウ」

コアと血統の相関図を見た時に直感的に
「…念?水見式でもおっ始める気か?」とか思ってしまったのは秘密です。
いや図が似てただけで設定は念じゃなかったんだけどさ。

ピルピルちゃんを乗せての訓練の際
イムノラムにはでかすぎた絵を見て、マジスタ1話(だったか)の
「クリームと森の二人三脚」を思い出したのも秘密です。
ま、そーゆーノリの漫画だよな。

マジスタは結局主役4人とそのマジックアニマル中心の話になってしまって
他のアニマルが殆ど出てこなかったのがつまらんといえばそうなので、
こっちはピルピルちゃんに始まって
今後も色々なモンスターを登場させて貰いたいなあと思っています。
結局はマジスタとの比較になっちまったな。

河村塔/坂本あきら「ゆらふるべ」

何故ホツマが奇跡の逆転勝利を掴めたのか
頭悪い自分にはいまいち良く判りません。
先月のラスト部分は負けた振りだったのか?

現実でのルールから全く類推できない、
この漫画に限定したルールでの対決が延々と続いて
そのルールが説明不足なんだもんなー。

夢喰以上に読み飛ばし漫画になってきました。

鎌谷悠希「隠の王」

前回書き損ねた、と言うか書こうかどうか迷ったんだが
無関心主義を貫く主人公に対して
「マンキンの葉か…」と思ったんだよな。

今回登場した清水さんですが、
あの暑苦しさと「努力しろ」の押し付けっぷりには
同じくマンキンの蓮を思い出したり。

裏では努力してるんか。
でも無関心を装うのか。ふーん。
「それが格好いいの!」とか読者に思わせたいのかな。

真柴真「夢喰見聞」

珍しくハッピーエンドなんだな。
たまにはそうしてみようかと思ったのかな。

夢の中で見る夢。
どちらも上手い具合に整合性が取れてるもんだな。

渡辺浩弐/遠野ヤマ「プラトニックチェーン」

あれ、この作家もCG導入ですか?
何だか不思議な画材で色塗ってたっぽかったので
(色鉛筆なのか普通の画用紙みたいな紙にガッシュ系か…
とにかくよくいるコピックやカラーインクじゃない感じ)
なかなかお気に入りなカラーだったのですが。
CG作家増えてきて、そういう興味もかき消されてきたなあ。
残念な傾向だ。

四次元スポットの正体はカラス。
東京らしいオチですな。

謎の少年があっさり死んだのにはびっくり。
仲間はまだまだたくさんいるのかな。
それとも例の拳銃型携帯の回みたいに
愉快犯や義侠心に頼ったりするんかな。

住吉文子「天のおとしもの」

そういや読んでませんでした。
シリアス展開の時は楽しかったんだけどな。

まあ、ありがち。
その位のリアクションしか出来なくなったのがつまらん。

鈴木次郎「壮太君のアキハバラ奮闘記」

これはリュック・ベッソンですか?
オタクシーのオチには笑った。
欧米の映画人にはこういう人多そうではある。

結賀さとる/千葉克彦「Xiphos」

ウェニーレの裏切りの理由は
国に殉じた自らの父を、その国家が貶めたから。
だから支配体系を壊すためにこの大陸にやってきた。
力を得るために。
国家を守る力を得るためにやってきたイーレとは相反する考え。

ま、ウェニーレに同意出来る読者はかなり若いんだろうな。
「自分の復讐心を、崇高ぶってオブラートに包んでるだけだ」と
鋼のエドみたいな事を言っておくやい。

支配体系が変わってしまうような大きな変動が起こったら
最初に犠牲になるのはそれこそ貧しい人々なのにな。
そこに思いが至らず、自分の父を思うが余りにコトを起こそうとする辺り、
私怨以外の何物でもないし、
王家の存続を願う国家の重鎮とやってる事は同じだ。

次回連続掲載。
その煽り食らってまたE'Sは番外編でお茶濁すんかね。

TAGRO「宇宙賃貸サルガッ荘」

今気付いたんだがP数少ないな。
「カミヨミ」とは違い、一読した時に気付かんかったとは
サルガは今回掲載分で満足したって事か。
これってどっちがいいんだろうな。

しっかしスウは女の子なら誰でもハアハア対象なんですか。
管理人さんだけに惚れてるもんかと思ってました。
節操ないなあ。

新しいキャラはここをサルガッソーではなく
ステラノゴン側の名称である「ワラワヘム」と呼んだ。
果たしてその意味合いは?

で、「監獄」と呼ぶ。
まあ激しく誤解している訳だが、
サルガッソーとは魔女が棲む地域であり、
そこが監獄であると言う認識は一般的ではないはずだ。
ステラノゴン側の認識?それもないはずだ。

果たしてどうなるのやら。

結賀さとる「E'S」

まあサイフォスとの同時掲載だから、番外編でしょうがないか。
って来月も同時掲載だろ?
まさかE'Sは暫く番外編になるんかなあ。
あんな所で終わっておきながら…全くもう。

今回の話は、何気に明日香がテレパシストである伏線ですな。

氷川へきる「ぱにぽに」

ベッキー小学生編はこれで終わりかな。

naked ape「switch」

あの番外編の後で改めて成田刑事を見直すと、
きっちり顎に傷跡があるんですな。
ひげに紛れてるようで隠れてない。細かい作画だった。

「もっと仲間を信用しなきゃ駄目だよ」と言う台詞、
そしてハルがカイの事をとりあえず認めると言う展開も、
前回の番外編と同じ事だよな。
引企もそれを感じて、今回の騒動(だよな)に至ったんだろう。

しっかしドラマCDやる上に、キャラソンまでやりますか。
最近のアニメのメディア展開ですなまんま。
つーかまんまテニプリな展開?
この作家さん達って確かテニプリ同人やってる臭かったよなー
サイト見る限りでは。

大清水さち「オーベルジュ ろわぞぶりゅ」

筋はともかく。
ふぁ、ふぁいなるげーむ!?
おいおいおいおい終わるのかこの漫画!?

ヤバイ、アンケート出さなきゃ!
何気に気に入ってる漫画なんです。このまったり振りが。
(ティルナもある事だし、一冊の漫画雑誌に
まったり漫画ふたつもいらんかもしれないけどな)

ミスト人との賭けになってしまう輝。
そして玲府の正体が遂に明らかに。
「気を抜くと三つに分かれてしまう…」と
店長の姿になってしまう。

三つなら、後ひとつの姿は一体?
ミスト人は「空間や時間も超越する存在」なのだから、
勢い余って「過去か未来の輝」と言う線もあり得るんだろうなあ。
そういうぶっ飛んだ考察にも至ってしまった。

岩佐あきらこ「阿佐ヶ谷Zippy」

久々に普通の阿佐ヶ谷な回。

心霊番組の護衛としても雇われますか。
これって昔田中さん写真を投稿した番組なんかね。
で、ラストでは田中さん元家族の皆様も「あ」だしな。
成仏してないじゃん!とばれたがな。

相田君はそのうち再登場しそうですね。
芸能界だけではなくこの漫画としても美味しいキャラです。

中村春菊「ルートW.P.B.」

へ?終わり?
凄く唐突。話としてはひとつのエピソードが終わったから
まあ普通な終わり方ですが…にしても早い終わりだ。

打ち切りとは考え辛いんだよなあ。
一応「今月のベストシーン」に選ばれる程に
ある程度の注目は受けている漫画のはずで
(打ち切られたE.T.Oやグロランとは違ってね)
なのにこんな唐突な終わりと遂げるのは、
やはり作家都合なんですかね。

今回の敵を倒す手段として選んだのは、リセット。
…「九夷を倒すと言うプログラムは残るはず!」と
確信をもって実行した作戦なのだから、
作中では描かれなかったものの読者同様すずりも
「桃太郎」が九夷であると気付いてたんだな。

お疲れ様でした。出来れば復帰をお待ちしています。
…ちょっとしたBL風味を除けば、かなりの少年漫画だったしな。

MAKOTO2号「テイルズ オブ デスティニー2」

今度は過去改竄かよ!
SF風味入ってる、今時のファンタジーですね。
偉大なるオーバーテクノロジー。

地上軍が敗れたって事は、かなりの改竄だよな。
それこそカイルが生まれる前の話だし、
何よりこれで二重に改竄された
歴史の果ての存在となったナナリーは一体。

PEACH-PIT「ZOMBIE-LOAN」

あら、前後編で終わってしまった。
そしてこの狼男さんは理事長の番犬になるのか。
またどたばたのタネになりそうな。

で、寮の方には何やら怪しいおっさんが。
チカにも両親と妹が健在のようですし
シトにも色々家族構成があるようですね。
なのに寮に入っている理由って一体。

家族は彼らが死んだと思ってるのかな。
でも普通に学校生活営んでるしねえ。
彼らの事故前の話も普通にまかり通ってる学校だから
過去を隠してこの街にやってきた訳でもあるまいに。
謎が色々。

堤抄子「聖戦記 エルナサーガ2」

→「エルナサーガ2」特設ページに感想は書いてあります。

式部玲「グローランサーIV wayfarer of the time」

あー休載したりページ数少なかったりしたり
何だかどうでもいい場所に掲載されてたりしたから
怪しいと思っていたら、本当に終わりか。
かなり打ち切り臭いですな。
ゲーム原作あるのにこんな風に終わっていいんだろうか。

…いや、天地創造の打ち切りっぷり知ってるけどさ。
(アレは単行本で読んだんですが、最終2話の展開の速さにたまげた)

高田慎一郎「E.T.O.」

で、今月で打ち切りでしたとさ。
巻末に打ち切り漫画連発か。嫌な配置するなあ編集部。

やっぱり辰は顔見世なしかあ。
コメントで作者も謝ってるけど、
打ち切り決まった頃からどうにかして
辰エピソードを挿入できんかったんかなあ。
不完全燃焼。



休載は、いつものアレ。
そしてVANPIT。これ先号で予告してたっけ。
鳩は1Pお詫び入れつつ連続休載。
何だか腐女子風味の漫画は真面目に掲載されますなあ。

G-TRIBEは、ゲストキャラを楽しむ企画と言う事にしておく。
と言う訳でさっさとTAGROやつっつーを投入してくれ。
つーか巻末漫画と巻頭の行動結果(PBM風)が
同じ内容って…意味あんのか?ページ埋める目的?

来月の内容。

表紙:カミヨミ
巻頭カラー:E'S
センターカラー:阿佐ヶ谷、現神姫、隠の王
最終回:グロラン
全プレ:カミヨミ&PAPUWAスペシャルテレカ
サイフォスも掲載

カミヨミは順調にGFの顔になっているようです。
あっさりE'S喰いましたな。
ま、すっかりぐだぐだ展開になってしまったE'Sだしな。

カミヨミはおそらく単行本組が多そうな漫画ですので、
コミックスの売り上げがかなり良さそうではあります。
これもGFの成績に加味されるでしょうし、
ひとまず休刊の危機は脱したかな。

生え抜き作家ではなく、同じ出版社とは言え
外部から呼び込んだ作家に救済されたのが、
GF作家陣の貧弱さ(とマイナー作風)を表しています。
プラチェだって作画はGF投稿・デビュー作だけど
原作はそれこそ外部呼び込みだしな。

E.T.Oやグロランを打ち切り、
更にはサルガやオーベもカウントダウンっぽいです。
新連載ばかり始めて既存の作品はあんまり終わってなかったので
この辺で整理するつもりですかね。
そういやエルナ2も全5巻とか言う話で始まったんだよなあ。

あーそうだ。
今号の全プレはプラチェのテレカ。
忘れないように申し込まなきゃ。



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